お茶のカフェイン量と子どもの摂取許容量 〜子供のカフェインが気になる!?
緑茶は、身近な飲み物の中でもその豊富な栄養素から体に良い飲み物として知られていますが、子供が緑茶を飲む際は、緑茶に含まれるカフェインの含有量が気になるのではないでしょうか。
この記事では、お茶を飲む際の、子供にとっての安全性や注意点についてフォーカスしてお話ししていきます。
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目次
- 緑茶のカフェイン量
- 子供はどのくらい緑茶が飲める?
- お茶の種類によるカフェイン量の違い
- 子供にもおすすめな「緑茶うがい」
- まとめ
- 緑茶のカフェイン量
緑茶にはコーヒーやエナジードリンクと同じようにカフェインが含まれていますが、それらに比べるとカフェイン含有量は比較的少ないです。
緑茶一杯(約240ml)に含まれるカフェインの量は20〜30mg程度です。対して、コーヒーに含まれるカフェイン量は約70mg。緑茶はコーヒーに比べて、半分以下のカフェイン含有量といえます。
- 子供はどのくらい緑茶が飲める?
小さな子供がコーヒーを飲んだり、エナジードリンクを飲みすぎることを多くの大人たちは止めようとするでしょう。では、実際に未成年の子供は一日にどれくらいのカフェインを摂取して良いのでしょうか。
米国小児科学会(AAP)によると、一日に摂取しても良い安全なカフェインの量は、4歳未満の子供で最大で1日に45mg、4歳から6歳までの子供で最大62.5mgまでとされています。
上記の通り緑茶一杯に含まれるカフェイン量は約30mgなので、4歳未満の子供でも一日一杯程度であれば安全に緑茶を飲むことができます。
対してコーヒーは約70mgのカフェインを含んでいるので、6歳の子供でも1杯飲んでしまうと安全な摂取許容量を超え、体に良くないことが分かります。
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注意点と配慮
子供が緑茶を飲む際には、以下のポイントに気をつけましょう。
・就寝前の摂取を避ける: カフェインには覚醒作用があります。子供は大人と比べてカフェインの摂取許容量が少ないので、就寝前に摂取すると眠れなくなる等睡眠に影響を与える可能性があります。緑茶を飲む際は夕食後までにするなどして、それ以降はノンカフェインの麦茶などに置き換えるのが良いでしょう。
・個々の体調を考慮する: 子供の体質によっては、カフェインに敏感に反応する子供もいる可能性があります。子供の体調や反応を見て、摂取量をコントロールするようにしましょう。
3.お茶の種類によるカフェイン量の違い
上記では、一般的な「緑茶」のカフェイン量についてお話しました。
では、ほうじ茶や烏龍茶など、他の種類のお茶のカフェイン量はどうでしょうか。
・緑茶: 一般的な緑茶のカフェイン量は、おおよそ20~30mg/杯程度です。ただし、茶葉の種類や淹れ方によって変わります。
・紅茶: 紅茶のカフェイン量は一般的に緑茶よりも多く、40~70mg/杯程度です。ただし、ブレンドや茶葉の産地によっても異なります。
・ウーロン茶: ウーロン茶のカフェイン量は、おおよそ30~50mg/杯程度です。
・ほうじ茶: ほうじ茶は緑茶と同程度のカフェイン量と言われていますが、市販のほうじ茶の多くは若い茶葉でなく大きく成長した葉を使うので、カフェイン量は緑茶よりも少ないといった見方があります。
・麦茶:麦茶はノンカフェインなので、赤ちゃんからお年を召した方まで幅広く飲むことができます。
これらの値はあくまで目安であり、茶葉の量や淹れ方によって異なる可能性があります。また、個人の感受性や体調によっても摂取した際の影響が変わることを考慮して、適量を守るようにしましょう。
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4.子供にもおすすめな「緑茶うがい」
緑茶は飲むだけでなく、「うがい」にも活用できます。これからの寒い季節は風邪予防にもなりますので、
緑茶を使ったうがいの方法を紹介します。
・用意するもの: 緑茶のティーバッグ、お湯
手 順
- 沸騰したお湯を、80℃くらいまで冷ます。
ティーカップに緑茶ティーバッグを入れ、お湯を注ぎます。
2〜3分待って、ティーバッグを取り出します。(濃いめがおすすめ。)
- 口に含んでも火傷しない程度まで緑茶を冷ます。
ガラガラと喉や口の中でうがいを行います。数回繰り返すと効果U P!
緑茶うがいの効果
緑茶には抗酸化物質や抗炎症作用のある成分が含まれており、これらの成分が喉や口の中で細菌やウイルスと戦ってくれます。
中でも「カテキン」と呼ばれる抗酸化物質は、風邪ウイルスなどの病原体に対抗するのに効果があるとの研究結果も報告されています。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
緑茶に含まれるカフェインは、一日にマグカップ一杯程度なら小さな子供でも健康に問題がないことが分かりました。
さらにお茶には風邪の予防にもなる成分が多く含まれているので、寒くなってくるこれからの時期には、積極的にご飯の後や寝る前のうがいなどに活用するのもおすすめします。
家にあるお茶を有効活用し、皆さんでお茶のある暮らしを楽しみましょう。
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