二日酔いのときにおすすめ 緑茶のカフェインの効果
新型コロナウイルスが第5類に移行してから、初めての年末年始を迎えました。
数年間自粛されてきた忘年会や新年会も復活し、お酒を飲む機会も多かったのではないでしょうか。
お酒を飲む際に気を付けたいのは、二日酔い。
分かってはいるけど、ついつい飲みすぎてしまうお酒...。
翌日に頭痛や気持ち悪さが残ると、その一日を無駄に過ごしてしまいがちですね。
今回は、そんな二日酔いの時にも効くと言われる、緑茶のカフェイン成分についてお話ししていきます。
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1.二日酔いはなぜ起こるのか
2.二日酔いを和らげるカフェインの効能
3.「二日酔いに緑茶」は昔から飲まれていた?
1.二日酔いはなぜ起こるのか
二日酔いは、アルコールが体内で代謝される際に発生する有害物質やアセトアルデヒドなどが、体に悪影響を及ぼすことによって引き起こされます。
これらの物質は細胞や組織に対して酸化ストレスを引き起こし、炎症反応を促進します。また、アルコールの利尿作用により水分が失われ、体内の電解質バランスが乱れることも影響すると言われています。
頭痛・吐き気・疲労感・目眩や不安感が代表的な症状として現れます。
2.二日酔いを和らげるカフェインの効能
カフェインを摂取することで得られる効能は、以下のものが代表的です。
・覚醒作用:カフェインは中枢神経系に作用し、眠気を防ぎ、覚醒を促進します。これにより、注意力や集中力が向上することがあります。
・抗酸化作用:カフェインは抗酸化物質としても働き、細胞を酸化ストレスから守ることがあります。
・エネルギーの増加:カフェインは脂肪細胞内の脂肪を分解し、エネルギーの放出を促進します。このため、一時的にエネルギーレベルが上昇することがあります。
カフェイン摂取におすすめの商品
・上玉露(100g):https://x.gd/jOL9X
・特上煎茶「伊吹」:https://x.gd/GmBoc
上記のカフェインの効能が、二日酔いの症状を緩和させることにつながってくることがイメージできると思います。
緑茶に含まれるカフェインは、アデノシン受容体をブロックし、覚醒物質であるノルアドレナリンの放出を増加させます。これにより大脳皮質が「酔い」状態から醒まされることで、通常の体調に戻す働きをしてくれます。
マウスを使った実験でも、アルコールを摂取したマウスに緑茶を飲ませると、20分後には酔い状態はなくなり、運動が活発になったという実験結果も出ています。
これに加え、緑茶に含まれるビタミンCも、体内に残ったアセトアルデヒドの分解を助ける働きがあります。
カフェインとビタミンCの相乗効果で、酔い覚ましに緑茶を飲む効果を期待できます。
3.「二日酔いに緑茶」は昔から飲まれていた?
鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』には、茶狙・栄西禅師が二日酔いで苦しむ鎌倉三代将軍・源実朝にお茶をすすめ、そのお茶で実朝の気分がたちまち爽快になったとの記載があります。
古くから日本で飲まれ続けてきたお茶には、確かに健康状態を改善する効能があったと想像できますね。
いかがだったでしょうか。
「緑茶」と一言で言っても、玉露や煎茶・ほうじ茶など種類によってカフェイン含有量は大きく変わってきます。
自身の体調によって、例えば二日酔いがひどい日には玉露を飲んだり、軽い疲労感があるくらいならほうじ茶で一息つく程度にしたりなど、効果的にお茶を飲んでみるといいかもしれませんね。
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